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高等学校向け副教材 生き生きTOMORROW−わたしたちの生活設計−
web.01
(2016.4)
生命保険文化センター
 

生命保険文化センターでは、高等学校向け副教材のひとつとして、「生き生きTOMORROW−わたしたちの生活設計−」を作成し、希望する学校に無償で提供しています。 今回は、「生き生きTOMORROW」の内容をご紹介します。

生き生きTOMORROW全ページのPDFはこちらから
副教材のお申込みはこちらから(学校からのお申込みは無料です)

1.はじめに

生き生きTOMORROWは、高校生が直面する進路問題をはじめ、やがて迎える社会生活、家庭生活をより豊かなものにするため、いま何を考えておかなければならないか。生活設計のポイントを学んでもらうための高校生向けワークブックです。

コンテンツは、ライフステージ・ライフイベントごとに構成されており、一冊で「進路〜高齢期」まで学ぶことができます。各コンテンツには2〜3種類のワークシートがついており、自分の将来や価値観を考えながら進めることができます。そして、各コンテンツで考えた内容をふまえて、最終ページの白紙のライフプラン表を使って、生涯を見通した生活設計を立てることができます。ライフプラン表には、専用のライフイベントシールが付いており、シールを貼ることで楽しみながら将来を考えることができます。
本冊子に掲載しているデータや社会保険制度のしくみは毎年最新化しています。

 

2.コンテンツ

1.生活設計
2.進路
3.結婚
4.住生活
5.高齢期
6.保障
7.付表(ライフプラン表)

1.生活設計

まず、導入として、生活設計とはなにか、なぜ生活設計をするのかを学びます。30年後の自分自身を思い浮かべるワークから始め、自分の夢や将来の希望を実現するために生活設計が必要であることを学びます。そして、次のワークで自分が生活設計の中で重視するポイントを考えることで、自分の中の判断基準に気づくことができます。

あわせて、人それぞれ多様な考え方が存在すること、時代や社会とともに人生観や職業観、家族観が変化していることを学びます。

2.進路

高校生にとって最初のライフステージにあたる就職や進学について考えます。まず、自分が就きたい職業やその目的、それに必要な知識や経験、才能などについて考えます。高校卒業者の進路状況のデータなどから、他の高校生の状況を参考に見ることもできます。

そして、掲載されている幼稚園〜大学・短大でかかる教育費用のデータをもとに、これまで自分自身にかかってきた教育費と、進学に必要な教育費を計算します。教育費が家計支出の中で大きなウエイトを占めていることを知ることで、就職や進学の問題を自分の問題として考えるように促します。

3.結婚

人生の中の大きなライフイベントのひとつである結婚について考えます。まず、自分自身の結婚について年齢や新生活のイメージを考えます。あわせて、未婚率や離婚率、合計特殊出生率の推移などのデータから、結婚観が時代とともに大きく変わっていることを知り、どのような社会背景によるものかを考えます。

そして、結婚式の費用や新生活にかかる費用などお金の面から結婚を学ぶとともに、夫婦の役割分担や、仕事と家庭、出産・育児など結婚後に想定される課題について考えます。

4.住生活

育児の場であり、家族の生活の器である住宅について考えます。まず、住まいの場所や環境、家族構成などを考えあわせながら、20年後の自分の住宅の条件について自由に考えます。

そして、地域別の建売住宅の平均購入額や住宅ローンの返済状況のデータ、実際に住宅ローンを計算するワークなどから、住宅については長期的な計画が必要であることを学びます。あわせて、家族の成長や家族構成の変化にあわせた住まいの変化について学びます。

5.高齢期

高校生には一番想像しづらい高齢期について、自分の生活設計としてだけではなく、社会問題や家族の問題と関連付けながら学びます。まず、少子高齢化社会が社会保障制度に影響を与えており、老後の生活には自助努力も必要となることを学びます。

そして、老後の生活費に関するデータから、より具体的に老後の生活について考えます。あわせて、公的年金の種類としくみを学び、現在の公的年金制度についてどのように感じるかを考えます。また、家族の問題として、親の介護についても考えます。

6.保障

将来を考える上では、事故や病気、災害など生活設計を狂わせてしまう不安な危険に対する備えも考えなければいけません。まず、毎日の生活にはどのような不安が潜んでいるかを考え、それに備えるにはどうしたよいのかを学びます。備え方としては、まずは社会保険をはじめとする社会保障制度があり、その社会保障の限界を補うために自助努力で備える預貯金や保険などの私的保障があります。そして、保障の優先度はライフスタイルによって異なることを学びます。

また、万一の場合の残された家族の生活費について考えるワークを使い、必要な生活費と公的年金から支給される金額を計算することで、私的保障の重要性について学ぶことができます。

7.付表(ライフプラン表)

白紙のライフプラン表にシールを貼って、自分自身の生活設計を考えます。自分自身の生活と将来の家族の欄があり、配偶者や子どもの生活についてもあわせて考えることができます。

1〜6で考えてきた内容をもとにライフイベントのシールを貼ることで、生涯を見通した生活設計を立てることができます。さらに、生活の中で必要となる資金について考えることで、より現実的な生活設計になります。

 

3.おわりに

社会環境が目まぐるしく変化しライフスタイルが多様化する現代社会において、自分らしい生き方を実現するためには、具体性と計画性をもった「生活設計」を考えることが非常に重要になります。

高等学校の家庭科、総合的な学習、進路指導の時間などで生活設計教育・キャリア教育を行なう際には、ぜひ本冊子をお役立てください。

※生命保険文化センターでは、高等学校の授業へ講師を派遣し、副教材を使用した出前講座を実施しています。講師の派遣に関わる費用は一切かかりません。生活設計や生命保険の授業にお困りの際は、ぜひご利用ください。
講師派遣のお申込みはこちらから

 

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