生活基盤の安定を図る生活設計
家計・資産形成
どんな金融資産をどれくらい保有している?
金融資産の平均保有額は単身世帯1,492万円、2人以上世帯1,758万円
金融広報中央委員会が実施した調査によると、金融資産を保有している世帯の平均保有額は、単身世帯1,492万円、2人以上世帯1,758万円、中央値※は単身世帯500万円、2人以上世帯715万円となっています。
金融商品の種類別にみると、単身世帯は「預貯金」が最も多く全体の4割以上を占め、次いで「株式」、「投資信託」となっています。また、2人以上世帯でも「預貯金」が4割以上と最も多く、以下「株式」、「生命保険」となっています。
※中央値とは、調査対象世帯を保有額の少ない順(あるいは多い順)に並べたとき、中位(真ん中)に位置する世帯の金融資産保有額のこと。
種類別金融商品保有額(金融資産保有世帯)
注:
- 「預貯金」は運用または将来の備えとしている部分で、日常的な出し入れ・引落しに備えている部分は除く。
- 金融資産には、外貨建金融商品を含む。
- 「生命保険」、「損害保険」は、これまでに払い込んだ保険料の総額。ただし、既に給付を受けた分や掛捨ての保険、年金型商品は除く。
- 「個人年金保険」は、これまでに積み立てた掛金の総額。ただし、既に給付を受けた分や公的年金、確定拠出年金の掛金は除く。
- 「債券」、「株式」、「投資信託」は時価。「株式」には従業員持株制度による株式を含む。
- 「その他金融商品」は金貯蓄口座、オプション取引や先物取引などの金融派生商品。
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」/2023年>