公益財団法人 生命保険文化センター

メニュー
閉じる

公益財団法人 生命保険文化センター

X youtube
生命保険に関するQ&A
生命保険会社の商品に関すること

告知や医師の診査なしで契約できる生命保険とは?

無選択型保険を取り扱う生命保険会社があります

いわゆる「無選択型」といわれる保険で、現在「終身保険」や「個人年金保険」などで取り扱われています。通常、生命保険を契約する際には、健康状態などに関する告知または医師による診査が必要ですが、この保険では告知や医師による診査は必要ありません。一般的な商品と比べて、次のような違いがあります。

無選択型保険の特徴

終身保険

契約後2年間など一定期間内に病気により死亡した場合は、死亡保険金ではなく既に払い込んだ保険料相当額が受け取れます。なお、災害死亡の場合は、契約当初から死亡保険金が受け取れます。
契約できる死亡保険金額は比較的少額で、契約できる年齢も、生命保険会社によって異なりますが、比較的高く設定している会社が多くなっています。また、保険料の払込期間を一生涯としている商品が多くなっています。医療関係の特約を付加することはできません。

保障内容が同じで診査・告知などを必要とする保険よりも、保険料は割高となります。

 終身保険

個人年金保険

個人年金保険の場合、通常は保険料払込期間中に所定の高度障害状態などに該当すると以後の保険料払込みが免除となりますが、無選択型の個人年金保険では「保険料免除」の取扱いがありません。