主契約の種類
こども保険
こども保険の概要
- 子どもの入学や進学に合わせて祝金や満期保険金が受け取れるタイプのものと、18歳から22歳までなど数年にわたって毎年祝金(学資年金)を受け取れるタイプのものがあります。
- 親などの契約者が死亡した場合、一般的にその後の保険料払込みが免除されます。さらに、満期まで育英(養育)年金や一時金が受け取れるものもあります。
- 保障の対象になっている子どもが死亡した場合、死亡給付金を受け取れますが、金額は少額です。
(入学・進学に合わせて祝金が受け取れるこども保険の例)
(学資年金が受け取れるこども保険の例)
どんなとき、どんなふうに受け取れる?
祝金
- 保険期間中に、被保険者である子どもが生存していれば、子どもの年齢や小学校・中学校・高校・大学などの入学時期に合わせて祝金を受け取れます。
- 大学入学以降の年齢にあわせて、18~22歳までなど数年にわたって毎年祝金(学資年金)を受け取れるものもあります。
満期保険金
- 満期時に被保険者である子どもが生存しているときに満期保険金を受け取れます。
- 一般的に満期保険金は祝金より受取額が大きくなっていますが、毎年祝金(学資年金)を受け取るタイプでは祝金と満期保険金は同額のものが多くなっています。
ワンポイントアドバイス
こども保険は貯蓄機能を備えていますが、祝金や満期保険金の受取総額が払い込んだ保険料総額を下回ることがあります。
死亡給付金・災害死亡保険金
- 保険期間中に、被保険者である子どもが死亡した場合、払い込んだ保険料相当額などの死亡給付金を受け取れます。また、満期保険金と同額の死亡保険金を受け取れるものもあります。
- 保険期間中に、被保険者である子どもが災害により死亡した場合、災害死亡保険金を受け取れるものもあります。
育英(養育)年金
- 親などの契約者が死亡した場合に受け取れる年金です。
- 特約として付加できるものもあります。
いつまで保障される?
保険期間は一定年齢までの「歳満期」です。
生命保険会社によって異なりますが、子どもの年齢で15歳、17歳、18歳、20歳、22歳満期などがあります。
こんな点もチェック!
保険料払込期間
保険料払込期間は、一般的に保険期間と同一です。保険料の払込期間を保険期間よりも短くすることで、払込保険料の総額を割安にしたものもあります。
保険料払込方法
生命保険会社によって異なりますが、「年払」、「半年払」、「月払」があります。
「一時払」を取り扱う生命保険会社もあります。
また、一定期間分をまとめて払い込む「前納」などの取扱いがあります。
契約年齢範囲
契約年齢範囲は、被保険者である子どもの年齢と、契約者の年齢それぞれに定められています。
新たに契約できる被保険者の年齢範囲は生命保険会社によって異なります。下は0歳から取り扱っているのが一般的ですが、出産予定日の140日前などから取り扱っている生命保険会社があります。また、上は12~15歳程度まで取り扱っている生命保険会社があります。
新たに契約できる契約者の年齢範囲は生命保険会社により異なりますが、下は18歳から取り扱っている生命保険会社があります。また、上は70~75歳程度まで取り扱っている生命保険会社があります。
配当金の種類
「5年ごと利差配当」の商品が多くなっていますが、「毎年配当」や「無配当」の商品もあります。
一般的に「無配当」は配当のあるタイプと比べて保険料が割安に設定されています。
一般的に積立配当金はいつでも引き出すことができます。