生命保険に関するQ&A
保障内容の変更や継続に関すること
契約の「更新」って何?
一定の保険期間が満了すると健康状態に関係なく自動的に契約が更新される制度です
「更新」とは、定期保険や医療保険などの保険期間が満了したときに、健康状態に関係なく、80歳までなど所定の年齢の範囲内で原則としてそれまでと同一の保障内容・保険金額・保険期間での保障を継続できる制度のことです。
5年・10年・15年など契約時に一定の年数を保険期間として設定し、その保険期間が満了になると自動的に次の保険期間として契約が継続となる取扱いが一般的で、「自動更新制度」と呼ばれています。
自動更新制度がある生命保険の場合、「更新しない」「保障額を減らして更新する」といった希望があれば、更新の2カ月前などの期限までに生命保険会社に申し出る必要があります。
医療保険や医療関係特約などの入院給付金には、1回の入院での「1入院支払限度日数」や、保険期間を通じての「通算支払限度日数」があります。通算支払日数は契約を更新しても引き継がれます。例えば、10年満期の医療保険で、入院給付金の通算支払限度日数が730日型だった場合、更新前に130日分を受け取っていると、更新後の通算支払限度日数は残り600日です。
なお、自動更新制度がある商品であっても、契約時に健康状態に関する告知・診査の結果、特別条件付きで契約している場合は更新できないこともあります。
更新の際は、更新時の年齢・保険料率によって保険料が再計算されるので、保険料は通常更新前よりも高くなります。