介護保障に関するQ&A
介護保険や介護特約の給付の方法の選び方は?
まとまった資金が必要な場合は「一時金タイプ」、継続的な資金が必要な場合は「年金タイプ」があります
介護保険や特約の給付の方法は、保険契約に定める所定の要介護状態に該当したとき、希望に応じて選択できるわけではありません。原則として、契約時に定めた給付方法で受け取ることになります。したがって、自分が要介護状態になった場合、どのような給付方法がよいかを考えて、契約時に選択することが大切です。介護保険や特約の給付方法には、次の3つのタイプがあります。
一時金タイプ
介護一時金としてまとまった金額を受け取れるこのタイプは、自分が要介護状態になった際、初期費用などまとまった資金が必要になるような場合に備えることができます。
- ベッドなどの介護用品の購入(買い換え)、住宅や浴槽・手すりなど付属設備の改修、転居、有料老人ホームへの入居など
年金タイプ
介護年金として毎年受け取れるこのタイプは、自分が要介護状態になった際、継続的に資金が必要になるような場合に備えることができます。
- 公的介護保険の自己負担部分(1割~3割)
- 公的介護保険の支給限度額を超えるサービス
- 公的介護保険の支給対象外のサービス
- 自分や家族の収入減少・途絶への補填など
一時金・年金併用タイプ
一時金で受け取り、その後年金として受け取るタイプです。