家計簿の意味
家計簿は必要?
皆さんは家計簿をつけていますか? 最近はアプリもたくさんあります。アプリの良さは、いつでも簡単につけられること、グラフ化などもすぐできること、レシートをかざすと、入力しなくても費目別に振り分けてくれるなど、とにかく家計簿をつけるハードルが低いのが特徴です。ただサービスが終了してしまったり、アップグレードするには費用が必要だったり、銀行とつながっているタイプはすべて情報が筒抜け、という問題点もあります。一方、記帳式を使い続けている人もいます。日記もつけられるものなら、後で見返す楽しみがあったり、見開きで確認できるので、流れが分かりやすかったり、何十年も使い続けることができるというメリットがあります。その代わり、自分で計算をする必要があります。どちらもメリットとデメリットがあるので、自分にどちらが合っているか考えて使うといいですね。
さて、その家計簿ですが、「単につけているだけ」という人が結構います。家計簿は1週間、1カ月、1年間と区切りごとに計算して見直し、計画を立て直す必要があります。貯蓄したい人は、「何のために、いつまでに、いくら」必要かを確認し、それを達成するためには、1年間、あるいは1カ月にいくら貯蓄する必要があるのかを計算します。そしてまずは1カ月間つけてみて、貯蓄に必要な金額が捻出できるのか、できないとしたらどこを削って捻出するかを考えます。1カ月後には予定通り貯蓄できたか、できなかったとしたら何が原因かを再度確認する必要があります。このような作業のために家計簿は必要なのです。最初は面倒と思うかもしれませんが、やり始めれば結構楽しいので、その域に達するまで続けましょう! 家計は季節変動するので、1年間つけ続けられれば、自分の家計の傾向が分かりますね。
家計簿であなたの人生、分かります?
学生に毎年、3カ月間、家計簿をつけて分析したレポート提出を課していますが、家計簿を見ればその人の生活・性格や価値観が分かります。これまで30年ほどやってきて、外見とはかなり違う場合もあることが分かっています。見た目は少しチャラチャラしている感じなのに、家計簿から見る生活はいたって真面目。外食は高いので、毎日自炊をして食事に工夫をしていたり、奨学金をもらい、バイトもして授業料を払い、自分の生活費をすべて自分で工面している学生もいます。反対に、家計簿(紙版)を提出してもらったら、お菓子の食べかすがボロボロと出てきたり、はたまた毎日パチンコに命をかけている・・・という学生もいます。人って分からないものですね。何がいいか、悪いかというのではなく、家計簿はその人の生活・性格・価値観が可視化できるものなのです。
お金を使いたくなくなる?
家計簿をつけ始めると、多くの学生は、使う罪悪感、でも使わないと家計簿に書くことがない・・・と悩むようです。使うこと自体、悪いことではありません。要は使い方が問題なのです。ただがむしゃらに減らせばいい訳ではありません。必要なものにはしっかり使うことが大事です。外食は悪! ではないのです。今や外食は娯楽の一部。外食をして気分転換ができて、またやる気が出るのであればある意味、必需品です(頻度と金額はチェックする必要がありますが・・・)。節約となるとすぐに食費に目がいくのは、毎日のことなので、一番削りやすいからです。外食、酒代の使い方で節約はできますが、日々の食費は減らしても微々たるもの。また食事は生活の基本なのでしっかり摂りましょう。それよりもスマホ等の通信費、保険は比較的節約規模が大きいものです。出費の最たるものは家賃ですが、これはなかなか変えられませんね。いずれにしても節約は、固定費から見直しましょう。