生命保険文化センターの活用方法のご紹介
当センターのホームページ(以下HP)にアクセスしていただきありがとうございます。今回のエッセイでは当センターの活用方法についてご紹介いたします。当センターの活動内容については「生命保険文化センターの活動のあらまし」にまとめてありますので、本エッセイと併せてご参照ください。
1.ホームページと小冊子
当センターでは生活設計、生活保障、生命保険に関する最新情報をHPと小冊子で提供しています。またメールマガジン(月数回配信)などによる情報発信も行っています。
ホームページ
HPについてはアクセス数の多い「生命保険を知る・学ぶ」の中の「知っておきたい生命保険の基礎知識」と「生命保険Q&A」を紹介いたします。
「知っておきたい生命保険の基礎知識」では、生命保険の基本的な仕組みと機能や活用の仕方を分かりやすく説明しています。
「生命保険Q&A」は、これまで当センターに寄せられたご質問の中から、代表的なものを取り出してQ&A形式でまとめたもので、90以上のQ&Aを掲載しています。
小冊子
小冊子については、「ほけんのキホン」「遺族保障ガイド」「ねんきんガイド」「医療保障ガイド」「介護保障ガイド」「生命保険と税金の知識」「ライフプラン情報ブック」「定年Go!」の8種類を発行し、最新かつ適切な情報を提供すべく、制度改正などを踏まえて改訂を行っています。
2024(令和6)年4月11日(木)には「生命保険と税金の知識」を改訂しましたので、是非ご覧ください。小冊子はHPなどからご購入可能です。
2.副教材の提供と当センター講師の派遣
当センターでは、中学校、高等学校、大学、短期大学、専門学校の生徒さんが「生活設計の重要性」「身の回りにあるリスク」「リスクに備える生活保障手段」などに関する知識を学ぶ機会を提供しています。具体的には、副教材の提供と当センター講師の派遣を実施しています。
副教材の提供
副教材の提供については、中学校・高等学校向けにHPからダウンロードいただけるほか、生徒用ワークブック(無料)のご注文が可能になっています。これらの副教材は、新学習指導要領や成年年齢引下げを踏まえた内容になっているほか、アクティブ・ラーニングを意識した教材となっています。
当センター講師の派遣
当センターの講師派遣は、対面と非対面のいずれも対応可能です。
対面の講座については、当センターの職員が学校にお伺いし、先生方のご協力を得て、授業時間を利用して講座を行います。講座の形式は大人数の生徒さんに対して一度に開催するほか、クラスごとに開催するなど、先生方と事前に打ち合わせたうえで実施いたします。非対面の講座については、Zoomなどのオンラインツールを用いたリアルタイムによる「オンライン講座」と事前に講座内容を録画した動画を提供する「オンデマンド講座」を実施しています。
当センターでは、学校向けだけでなく、社会人向けの講座も実施していますので、ご活用ください。HPの申込フォームなどからお申込みいただけます。
3.研究助成と公開講演会
当センターでは生命保険に関する学術振興のために、各種研究会の運営や研究助成などを行っています。
研究会については、学識者や専門家などをメンバーとして、生命保険に関する様々な研究会を開催しています。
研究助成
研究助成については、主として若手研究者の生命保険およびこれに関連する分野の研究への支援、研究成果の国内への還元を目的として行っています。助成額は1件当たり上限が50万円となっています。研究助成の申請方法はHPに掲載しています。
ちなみに「2024 年度 生命保険に関する研究助成」の申請期限は2024(令和6)年4月30日(火)と締切間近になっています。
公開講演会
公開講演会については、一般消費者・生命保険業界関係者を対象に、生命保険および関連分野に関する動向などをテーマとした講演会を会場参加とオンライン参加の併用で年1回開催しています。昨年度は、2024(令和6)年1月に「人的資本経営の真意と企業が採るべき人事戦略」というテーマで守島基博先生(学習院大学教授、一橋大学名誉教授)にご講演いただきました。公開講演会はどなたでもご参加いただけます。開催時にはメールマガジンでも公開講演会の案内をお送りしています。
4.時系列調査データ
当センターでは生活保障に対する意識や生命保険の加入状況などを各々3年ごとに調査し、調査報告書および集計データをHPで公開しており、どなたでも閲覧・ダウンロードが可能です。
また、これらの時系列調査の個票データは、大学研究者および教員の指導を受けた大学院生・学部生(学部生は指導教員による申請が必要)の方であれば当センターに申請いただくことでご利用可能です。
さらに、大学院修士課程または学部生を対象として「調査データを用いた懸賞論文」を実施しています。優秀論文には5万円を贈呈いたします。2024(令和6)年度の論文のご提出期限は2025(令和7)年1月31日(金)となっています。ご応募お待ちしています。
長くなりましたが、今回は当センターの活用方法についてご紹介いたしました。
ご活用いただけると幸いです。