高等学校向け副教材「自助・共助・公助について考えよう」 「事例から考えるリスクマネジメント」のご紹介
当センターでは、2022年4月より実施される新学習指導要領や成年年齢引き下げを踏まえ、家庭科・公民科の先生方からご意見を収集して、「社会保険」や「生命保険」を取り扱った高等学校公民科・家庭科向けの新たな副教材の提供を2020年4月から開始しています。
今回は、『自助・共助・公助について考えよう』『事例から考えるリスクマネジメント』について、実際に当センターの職員が授業を行った際の授業展開例をご紹介いたしますので、ぜひご参考にしてください。
プレゼンテーション資料、セットで使える生徒用ワークシート、授業展開案は、全て無料で当センターホームページからダウンロードいただけます。
⇒副教材のご案内・ダウンロードはこちらから
① 50分授業セット「自助・共助・公助について考えよう」 (公民科向け)
日本の少子高齢社会の現状と社会保障制度、預貯金や生命保険等について学ぶことができ、社会保障制度を維持していくための“自助・共助・公助”の組み合わせについて、生徒自らの考えをまとめることができる教材です。
実際の授業展開例はこちらからご覧ください。
<授業展開例> 2020年11月21日実施 箕面学園高等学校
※ICTツールを用いて講師と生徒が非対面の形式で出前講座を行いました。
【内容】
- Ⅰ.少子高齢化について考えよう
- Ⅱ.社会保障制度について
- Ⅲ.自助って何?
- Ⅳ.自助・共助・公助について考えよう
- Ⅴ.まとめ
② 50分授業セット「事例から考えるリスクマネジメント」(家庭科向け)
「足の骨折で入院した場合」や「一家の大黒柱が亡くなってしまった場合」の事例を通して、不測の事態に備える必要性や、備える方法(社会保険や預貯金、生命保険等)について学ぶことができる教材です。
実際の授業展開例はこちらからご覧ください。
<授業展開例> 2020年10月10日実施 箕面学園高等学校
【内容】
- Ⅰ.リスクへの備え
- Ⅱ.もしもリスクが起きてしまったら…
- Ⅲ.自分で準備する「私的保障」
- Ⅳ.まとめ
当センターでは、「社会保険」と「生命保険」が学べる講師派遣(無償)を行っていますが、新型コロナウイルス感染症に対応して、Zoom等を活用したリアルタイムのオンライン講座や、講義を録画した動画を提供するオンデマンド講座も実施しています。複数回の実施や2コマ連続の講座を行うことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
◆オンライン講座は、以下の3つの環境・設備があれば実施可能です!
(1)インターネット環境(Wi-Fi、有線どちらでも可)
(2)パソコン(Webカメラとマイク内蔵。多くのノートパソコンには内蔵されていますが、ない場合は外付けが必要です)
(3)パソコンと接続する大きなモニターもしくは投影するプロジェクター
〔実施までのイメージ〕
学校がZoomやその他ソフトの契約をしていて主催者(ホスト)になれる場合や、生徒が1台ずつパソコン、タブレット等をお持ちのケースなどについても、お気軽にご相談ください。