生活基盤の安定を図る生活設計
仕事(就労)
新型コロナウイルス感染拡大で働き方はどのように変わった?
テレワーク実施率、全国で約30%・東京都23区で約50%
2020(令和2)年1月に日本国内で最初の感染者が確認された「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大は、働き方にも大きな影響を与えました。職場に出勤せずに仕事を行うテレワーク(在宅勤務、モバイル勤務、サテライトオフィス勤務)や、ローテーション勤務、時差出勤などを採用する企業が増え、オンラインを駆使した情報交換や会議も多く導入されました。
2023(令和3)年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症の分類が「5類感染症」に位置づけられ、感染拡大前の環境に徐々に戻りつつありますが、テレワークはそのまま続ける企業も多くなっています。
内閣府の調査によると、2023(令和3)年3月現在、全国で約30%、東京都23区で約50%、地方圏で約20%の人が何らかの形でテレワークを実施しています。
テレワークで不便な点としては「社内での気軽な相談・報告が困難」を挙げる人が最も多く、次いで「画面を通じた情報のみによるコミュニケーション不足やストレス」、「取引先等とのやりとりが困難」「セキュリティ面の不安」などとなっています。
地域別のテレワーク実施率(就業者)
<内閣府「第6回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」(令和5年4月19日)>
テレワークで不便な点(複数回答、2023年3月現在)
<内閣府「第6回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」(令和5年4月19日)>