生活基盤の安定を図る生活設計
仕事(就労)
何歳くらいまで働きたいと考えている?
60歳以上では「65歳くらいまで」が25.6%で最多
60歳以上を調査対象とした内閣府の「高齢者の経済生活に関する調査」によると、何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(したかったか)聞いたところ、「65歳くらいまで」が25.6%と最も多く、次いで「70歳くらいまで」が21.7%、「働けるうちはいつまでも」が20.6%となっています。
現在の就業状況は、「収入のある仕事をしている」は全体で37.3%で、男女ともに年齢が上がるほど低くなっています。男性は60歳代前半で85.8%・後半で60.1%、70歳代前半で41.7%となっています。一方女性は60歳代前半で62.6%・後半で38.0%、70歳代前半で35.5%となっており、いずれも男性のほうが高くなっています。
現在収入のある仕事をしている人に、就業形態を聞くと、全体では「パート・アルバイト」が34.3%、「自営業主・個人事業主・フリーランス(家族従業者を含む)」が33.0%と高くなっています。性別では、男性は「正規の社員・職員・従業員」19.0%、「契約社員・嘱託社員」14.9%、「会社または団体の役員」8.7%と、女性(それぞれ7.4%、4.9%、1.8%)に比べて高く、女性は「パート・アルバイト」が52.3%と、男性(20.3%)に比べて高くなっています。
60歳以上の就労希望年齢
<内閣府「高齢者の経済生活に関する調査」/令和元年度>
60歳以上の就業状況および就業形態
就業状況(性・年齢階級別)
<内閣府「高齢者の経済生活に関する調査」/令和元年度>
就業形態(性別)
<内閣府「高齢者の経済生活に関する調査」/令和元年度>