生活基盤の安定を図る生活設計
相続
遺産は誰のために残す?
2人以上世帯では「こどもに財産を残してやりたい」が5割弱
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2人以上世帯では「老後の世話をしてくれるか、家業を継ぐか等に関わらずこどもに財産を残してやりたい」が30.6%で最も多くなっています。「老後の世話をしてくれるならば、こどもに財産を残してやりたい」「家業を継いでくれるならば、こどもに財産を残してやりたい」を加えると「こどもに財産を残してやりたい」と考えている割合は45.4%になります。
単身世帯では「財産を残すこどもがいないうえ、自分の人生を楽しみたいので、財産を使い切りたい」が33.3%で最も多くなっています。
なお、遺産を残す場合は、複数の相続人の間でトラブルなく「円滑に遺産分割できるか」や「相続税の納税が生じるか」、「納税額や納付方法は」といった点も考える必要があります。
遺産についての考え方
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」/2023年>