生活基盤の安定を図る生活設計
家計・資産形成
1年前に比べて金融資産残高は増えている?
単身世帯、2人以上世帯とも金融資産残高が「増えた」世帯の方が多い
金融広報中央委員会が実施した調査によると、金融資産を保有している世帯で「1年前と比較した金融資産残高の増減」は、単身世帯では「増えた」が39.6%、「減った」が19.9%、2人以上世帯では「増えた」が37.0%「減った」が20.9%となっています。単身・2人以上世帯ともに金融資産残高が増加した世帯の割合の方が多くなっています。
2人以上世帯を世帯主の年齢別にみると、「増えた」と回答した割合は20歳代が最も多く、次いで50歳代、30歳代、40歳代となっています。
1年前と比較した金融資産残高の増減(金融資産保有世帯)
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」/2023年>
金融資産が増えた理由は「株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから」がトップ
金融資産残高が増えた主な理由としては、「株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから」が単身世帯で42.3%、2人以上世帯で37.3%と最も多くなっています。
金融資産残高が増加した理由(金融資産保有世帯のうち1年前に比べ金融資産残高が増えた世帯)(複数回答)
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」/2023年>
金融資産が減った理由は「定期的な収入が減ったので金融資産を取り崩したから」がトップ
金融資産残高が減った主な理由としては、「定期的な収入が減ったので金融資産を取り崩したから」が単身世帯で44.3%、2人以上世帯で45.6%と最も多くなっています。
金融資産残高が減少した理由(金融資産保有世帯のうち1年前に比べ金融資産残高が減った世帯)(複数回答)
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」/2023年>