生活基盤の安定を図る生活設計
家計・資産形成
月々の生活費は平均していくらくらい?
勤労者世帯の全国平均は約31.9万円で、「食料」が約8.5万円、「交通・通信」が約5.1万円
2023(令和5)年の総務省「家計調査」によると、2人以上の勤労者世帯の消費支出は1カ月平均31.88万円となり、前年(32.06万円)に比べ0.18万円減少しました。支出の内訳をみると「食料」が8.46万円と最も高く、次いで、「交通・通信」が5.12万円、「教養娯楽」が3.11万円となっています。
消費支出を地域別にみると、最も高いのは関東の33.85万円、最も低いのは沖縄の24.56万円で、9.29万円の開きがあります。
地域別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出
注: は各項目ごとに最も金額の高い地域区分。
<総務省「家計調査」/2023年>
年代別では50歳代の約35.3万円が最高
2023(令和5)年の2人以上の勤労者世帯の消費支出を世帯主の年代別にみると、年齢が上がるにつれて上昇し、50歳代がピークで35.32万円となり、その後減少しています。
年代別の特徴をみると、「食料」は70歳以上で、「住居」は29歳以下で、「教育」は40歳代で他の年代に比べて支出割合が高くなっています。
世帯主の年代別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出
注: は最も金額の高い年代区分、 は各項目ごとに最も割合の高い年代区分。
<総務省「家計調査」/2023年>