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住宅取得
住宅の平均購入価格と住宅ローン返済額はいくらくらい?
土地付注文住宅は約4,900万円、建売住宅は約3,600万円、マンションは約5,200万円
中古戸建は約2,500万円、中古マンションは約3,000万円
住宅の購入は人生で「最も高い買い物」といわれています。戸建て住宅か、共同住宅かによって、また購入する地域や広さによっても、価格は大きく違ってくるため一概にはいえませんが、住宅金融支援機構が実施している「フラット35利用者調査(2023年度)」によると、購入価格の全国平均は、土地付注文住宅が4,903.4万円、建売住宅が3,603.2万円、マンションが5,245.4万円、中古戸建が2,535.6万円、中古マンションが3,037.1万円となっています。
住宅の購入価格(「フラット35」利用者)
- ( )内は前年度比伸び率(%)。
<住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」/2023年度>
頭金(手持金)は約220万円~1,190万円、返済額は月々約8.3万円~14.8万円
頭金(手持金)は約220万円~1,190万円で月々の予定返済額は約8.3万円~14.8万円、世帯月収に占める1カ月当たりの予定返済額の割合(総返済負担率)は20%~26%程度というのが平均的です。
住宅ローンを組む場合には、月々の返済額のほかに、いつまでに返済しなければならないかという返済期間も考慮する必要があります。
住宅購入者の平均的な返済額・状況(「フラット35」利用者)
- 土地付注文住宅の購入価格は、建設費と土地取得費を合わせた金額。
- その他の借入金は、住宅金融支援機構以外の民間金融機関等からの借入金。
- 総返済負担率はその世帯の月収に占める1カ月当たり予定返済額の割合(平均値)。
- ( )内は購入価格を100とした場合の資金調達構成比。
<住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」/2023年度>