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出産・育児
出産にかかる費用はどれくらい?
入院・分娩費用など出産費用は全国平均で1人当たり約48.2万円
厚生労働省の資料によれば、2022(令和4)年度の入院分娩費用など出産費用は全国平均で482,294円でした(正常分娩のみ・室料差額等を除く)。
施設別にみると、公的病院では463,450円、私的病院では506,264円、診療所・助産所では478,509円となっています。
出産費用の推移をみると、2012(平成24)年度は約41.7万円でしたが、徐々に増加し10年間で約6.5万円高くなっています。
なお、健康保険から「出産育児一時金」が1児につき50万円(産科医療補償制度の対象となる出産)が支給されます。
出産費用・正常分娩のみ【2022(令和4)年度】
平均値 | 件数 | |
---|---|---|
全施設 |
482,294円(+8,979円) |
408,498件 |
公的病院 |
463,450円(+8,456円) |
81,790件 |
私的病院 |
506,264円(+6,484円) |
100,083件 |
診療所 (助産所を含む) |
478,509円(+10,066円) |
226,625件 |
正常分娩に係る直接支払制度専用請求書を集計したもので、室料差額、産科医療補償制度掛金、その他の項目を除く出産費用の合計額。
- 公的病院:国公立病院、国公立大学病院、国立病院機構等
- 私的病院:私立大学病院、医療法人病院、個人病院等
- 診療所:官公立診療所、医療法人診療所、個人診療所、助産所等
( )内は前年度比の額
<厚生労働省「出産費用の見える化等について」/令和5年9月7日>
出産費用(正常分娩)の推移
正常分娩に係る直接支払制度専用請求書を集計したもので、室料差額、産科医療補償制度掛金、その他の項目を除く出産費用の合計額。
- 公的病院:国公立病院、国公立大学病院、国立病院機構等
- 私的病院:私立大学病院、医療法人病院、個人病院等
- 診療所:官公立診療所、医療法人診療所、個人診療所、助産所等
<厚生労働省「出産費用の見える化等について」/令和5年9月7日>