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出産・育児
育児休業をとっている人はどれくらい?
女性の84.1%に対して、男性は30.1%
厚生労働省の調査によると、2023(令和5)年度の育児休業(育休)取得率は女性が84.1%、男性が30.1%となっています。
2022(令和4)年10月から産後パパ育休(出生時育児休業)が施行され、男性の取得率は2022(令和4)年度より13.0ポイント上昇しましたが、女性に比べると依然低い割合となっています。
なお、2022(令和4)年度に育児休業を終了し、復職予定だった人のうち実際に復職した人の割合は女性が93.2%、男性が97.3%となっています。
育児休業を終了し復職した人の育児休業取得期間をみると、女性は「12カ月〜18カ月未満」が32.7%と最も高くなっています。一方、男性は「1カ月〜3カ月未満」が28.0%と最も高くなっています。
育児休業取得率の推移
- 2021(令和3)年10月1日から2022(令和4)年9月30日までの1年間に出産した女性またはその配偶者である男性のうち、2023(令和5)年10月1日までに育児休業を開始した人(開始予定の申出をしている人を含む)の割合。
<厚生労働省「雇用均等基本調査」/令和5年度>
育児休業終了後の復職者及び退職者割合
女性 | 男性 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
育児休業 取得者計※ |
復職者 | 退職者 | 育児休業 取得者計※ |
復職者 | 退職者 | |
2023年度 | 100.0 | 93.2 | 6.8 | 100.0 | 97.3 | 2.7 |
2021年度 | 100.0 | 93.1 | 6.9 | 100.0 | 97.5 | 2.5 |
2018年度 | 100.0 | 89.5 | 10.5 | 100.0 | 95.0 | 5.0 |
※ 調査年度の前年度1年間に育児休業を終了し、復職予定であった人。
<厚生労働省「雇用均等基本調査」/令和5年度>
育児休業の取得期間
- 2022(令和4)年4月1日から2023(令和5)年3月31日までの1年間に育児休業(産後パパ育休を含む)を終了し、復職した人の育児休業期間。
<厚生労働省「雇用均等基本調査」/令和5年度>