2023（令和5）年の合計特殊出生率は1.20

日本の出生数は第2次ベビーブーム期（1971（昭和46）年～1974（昭和49）年）の1973（昭和48）年に年間約209万人を記録して以降、減少傾向が続き、 2023（令和5）年は約73万人と1973（昭和48）年当時の約35％に減少し、最も少ない年となりました。

1人の女性が一生のあいだに産む子どもの数（合計特殊出生率^※）も第2次ベビーブーム期以降低下傾向が続いていました。2006（平成18）年以降は上昇傾向が続きましたが、2016（平成28）年以降は再び低下し、2023（令和5）年の合計特殊出生率は1.20と調査開始以来最低の率となっています。

※ 合計特殊出生率とは、その年次の15-49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの。

出生数及び合計特殊出生率の推移

＜厚生労働省「人口動態統計（確定数）」／2023年＞

結婚から5～14年経過した夫婦で子どもの数が増加

結婚持続期間別に平均出生子ども数をみると、5～9年、10～14年の夫婦で増加がみられ、0～4年、15～19年の夫婦では減少しています。

結婚持続期間別にみた、平均出生子ども数