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結婚
結婚当初の生活費はどれくらい?
世帯主が25~34歳の夫婦の平均就労収入は約50万円、平均支出は約34万円
人口動態統計によると、2022(令和4)年の平均初婚年齢は夫が31.1歳・妻が29.7歳です。
家計調査年報でこの年齢に当てはまる「世帯主が25~34歳の世帯員2人以上の勤労者世帯」の家計状況をみてみると、1カ月の夫婦の平均就労収入は約50.4万円、平均支出は約34.3万円となっています。
このデータでは、家計収支が「黒字」となります。子どもの教育費や住宅取得といった将来の支出に備え、貯蓄などの資産形成プランを考えておきたいところです。
25~34歳の収入と支出(世帯員が2人以上の勤労者世帯の場合・月額)
世帯主の年齢が25~34歳の世帯の平均就労収入(世帯主と配偶者の収入)
収入額 | 504,316円 |
世帯主の収入 | 395,494円 |
配偶者の収入 | 108,822円 |
<総務省「家計調査年報」/2023年平均>
世帯主の年齢が25~34歳の世帯の平均支出
支出額※ | 343,244円 | ||
食料費 | 67,989円 | 保健医療費 | 12,902円 |
住居費 | 28,374円 | 交通・通信費 | 43,084円 |
光熱・水道費 | 19,259円 | 教養娯楽費 | 26,348円 |
家具・家事用品費 | 12,792円 | その他(交際費等) | 36,681円 |
被服及び履物費 | 10,322円 | 税・社会保険料等 | 85,493円 |
※支出額は教育費を除いた額 |
<総務省「家計調査年報」/2023年平均>
平均初婚年齢※
夫:31.1歳 | 妻:29.7歳 |
※2022年に結婚生活に入り届け出た人の平均初婚年齢 |
<厚生労働省「人口動態統計(確定数)」/2022年>