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リスクに備えるための生活設計
老後

老齢年金を繰上げ・繰下げ受給している人の割合はどれくらい?

繰上げ受給は国民年金が27.0%、厚生年金が0.6%
 繰下げ受給は国民年金が1.8%、厚生年金が1.2%

繰上げ受給を選択した人は、国民年金(基礎年金のみの人)では27.0%、厚生年金では0.6%となっています。一方、繰下げ受給を選択した人は、国民年金(基礎年金のみの人)では1.8%、厚生年金では1.2%となっています。繰下げ受給を選択するとその分年金額が増えますが、選択する人はまだ少ないようです。
「高年齢者雇用安定法」の一部改正(2021(令和3)年4月施行)で、70歳までの就業を確保する措置(努力義務)が取られるなか、長くなる老後の経済的安定を求めて、今後は繰下げ受給を選択する人が増える可能性があります。

公的年金の繰上げ・繰下げ受給の状況(2021(令和3)年度末時点)

公的年金の繰上げ・繰下げ状況2021

注:
1.国民年金の受給権者数は、新法老齢基礎年金のみの受給権者及び旧法老齢年金(5年年金を除く)の受給権者。
2.厚生年金の受給権者数は、新法老齢厚生年金の受給権者。厚生年金の平均年金月額には基礎年金月額を含む。

<厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業年報」/令和3年度>

老齢年金月額の分布(2021(令和3)年度末時点)

老齢年金月額分布(2021)

注:
1.国民年金は旧法老齢年金の受給権者と新法老齢基礎年金の受給権者(受給資格期間原則25年以上の者)の合計で、老齢基礎年金受給権者には、被用者年金が上乗せされている者を含む。
2.厚生年金の平均年金月額には基礎年金月額を含む。

<厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業年報」/令和3年度>

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