「社会保険」や「生命保険」が学べる 中学校向け・高等学校向け新副教材(3種類) 提供開始のお知らせ
2021年3月18日 '20-10号 Press Release
(公財)生命保険文化センター(代表理事・浅野僚也)では、2021年4月より実施される中学校新学習指導要領ならびに、2022年4月より実施される高等学校新学習指導要領や成年年齢引下げを踏まえ、家庭科や社会科・公民科の先生方からご意見を収集して、「社会保険」や「生命保険」を取り扱った中学校向け・高等学校向けの新たな副教材(3種類)を作成しました。
「不測の事態に備える必要性」や「自助・共助・公助」といった「社会保険」や「生命保険」等について50分で教えられるようプレゼンテーション資料にまとめ、セットで使える生徒用ワークシートを付属しております(中学校社会科向け副教材には、さらに授業展開案を付属)。各種副教材は、無料で当センターホームページからダウンロードいただけます。
また、本教材を活用した講師派遣(オンライン・オンデマンド可)も無料にて実施しております。
《新副教材のポイント》
(1)【中学校社会科向け】50分授業セット「「人生100年時代」に必要な備えとは?」
教材のタイトルにある「人生100年時代」を切り口に、少子高齢社会における社会保障制度のあり方やリスクから自分の身を守る手段としての「社会保険」や「民間保険」等といった、「自助・共助・公助」について理解することができる教材。
【内容】
- 少子高齢化について考えよう
- リスクについて考えよう
- 社会保障制度って何だろう?
- 「預貯金」と「民間保険」の違いって何だろう?
- まとめ
(2)【中学校向け】50分授業セット「リスクに備える」
「足の骨折で入院した場合」の事例やクイズを通して、不測の事態に備える必要性や、備える方法(社会保険、預貯金、生命保険等)について学ぶことができる教材。家庭科や総合的な学習の時間等、科目を限定せず、全学年に幅広く利用が可能な教材。
【内容】
- 将来について考えてみよう
- リスクって何?
- 「民間保険」って何?
- まとめ
(3)【中学校・高等学校向け】50分授業セット「「成年」になるということ」
成年年齢引下げにより、親など保護者の同意がなくても、自分ひとりで様々な契約ができるようになるが、契約には責任が伴い、自立した行動が求められる。成年年齢引下げにより可能となる契約を切り口に、クレジットカードといったキャッシュレス等、お金を使う際の収入と支出のバランスや生活におけるリスク管理、契約に関わるトラブルやクーリングオフといった対処策等について理解することができる教材。
【内容】
- 「成年」になる!?
- 収入と支出のバランスを考える
- リスクに備える
- トラブルに巻き込まれない
- (口)約束=契約は慎重に
- まとめ
本件の新副教材は、以下のURLもしくはQRコードから無料でダウンロードいただけます
「中学校・高等学校向け副教材一覧」URL:中学校・高校向け副教材一覧
講師派遣は、以下のURLもしくはQRコードからお申込みいただけます
「講師派遣のご案内」URL:講師派遣のご案内
毎年、全国の中学生を対象に、生命保険の役割などについて理解を深めていただくことを目的とした作文コンクールを実施しています。第59回(2021年度)コンクールは、2021年5月中旬より募集開始を予定しております。
「中学生作文コンクール」URL:中学生作文コンクール
※本リリースは、日銀記者クラブ、文部科学省記者クラブに配布しています。
※当センターにて実施している本活動の案内業務については、生命保険協会地方事務局長へ一部委託しております。
【ご参考】(公財)生命保険文化センターの学校教育活動について
(公財)生命保険文化センターでは、生活設計・生命保険について、社会人への情報提供のほか、次代の社会を支える学生・生徒向けの教育活動に取り組んでいます。
具体的な活動としては、中学校・高等学校・大学等への講師派遣、中学校・高等学校教員向けのセミナー開催、副教材の提供、中学生作文コンクールの実施などがあります。
今般の新副教材(3種類)も、そうした学校教育活動の一環です。
以上
<お問い合わせ>
プレスリリースについて:生活情報室 中川・興津
副教材の内容について:生活情報室 興津・斉藤
〒100-0005東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新国際ビル3F
TEL (03)5220-8517 ホームページアドレス https://www.jili.or.jp/