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プレスリリース

「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」まとまる

2024年11月25日 '24-6号 Press Release

(公財)生命保険文化センター(代表理事 浅野僚也)では、「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」をまとめました。

この調査は、一般家庭における生命保険の加入実態および生命保険・生活保障に対する考え方を把握することを目的として、1965(昭和40)年以降3年ごとに実施している調査です。前回調査までは2人以上世帯を対象としていましたが、国内世帯の3分の1が単身世帯となっているといった世帯構造の変化を踏まえ、今回より単身世帯を対象とする調査もあわせて実施しています。

今回の主な調査結果は以下のとおりです。

※( )内のページ数は本プレスリリースの詳細ページ

  • 生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は2人以上世帯では89.2%と前回調査とほぼ同水準、単身世帯では45.6%(P2)
  • 2人以上世帯における民保加入世帯の医療保険の世帯加入率は95.1%、前回調査と比べ1.5ポイント増加(P2)
  • 2人以上世帯における世帯普通死亡保険金額は平均1,936万円であり、引き続き低下傾向(P3)
  • 2人以上世帯における生命保険(個人年金保険を含む)の世帯年間払込保険料は平均35.3万円と前回調査とほぼ同水準(P4)
  • 個人年金保険の世帯加入率は2人以上世帯では23.2%、単身世帯では18.0%(P4)
  • 期待できる経済的準備手段は、2人以上世帯では、「万一」と「入院」では「生命保険」が最も多いが、単身世帯はどの保障領域においても「預貯金・貸付信託・金銭信託」が最も多い(P5)
  • 直近加入契約の加入チャネルで最も多いのは、2人以上世帯、単身世帯ともに「生命保険会社の営業職員」(P6)
  • 加入意向のあるチャネルは、2人以上世帯では「生命保険会社の営業職員」が27.3%と最も多いのに対し、単身世帯は「通信販売」が35.2%と最も多い(P7)

調査要領

1. 2人以上世帯調査

(1)調査地域 全国(400地点)
(2)調査対象 世帯員2人以上の一般世帯
(3)回収数 4,000
(4)調査時期 2024(令和6)年4月5日~5月26日
(5)調査方法 留置調査

2. 単身世帯調査

(1)調査地域 全国
(2)調査対象 単身世帯
(3)回収数 2,200
(4)調査時期 2024(令和6)年4月5日~4月9日
(5)調査方法 インターネット調査

その他

発行形態の変更について

近年の電子媒体ニーズの高まりや、紙資源の節約が求められている状況を勘案し、「生命保険に関する全国実態調査(速報版)」冊子体の発行を廃止いたしました。

電子データ(PDF)につきましては、無料で閲覧、ダウンロードが可能ですので、是非、ご利用ください。