生命保険判例集
生命保険判例集第13巻
この判例集は平成13年分の判決を掲載したものです。
保険法の研究者には研究材料として、弁護士には訴訟の参考資料として、また保険会社では職員への教育資料、保険約款の解釈上重要な判断の手がかりとなるものとして、幅広い方面でご活用いただけます。
今回も引き続き、東京大学山下友信教授に監修をいただき、判決文全文とともに、判示事項と判決文を掲載している専門誌・研究論文をあわせて掲載しております。
収録編数につきましては151件に及ぶ判例を収録しております。
どうぞ、ご活用ください。
概要と特長
概要
- 掲載判例数…平成13年判決 151件
- 総ページ数…992ページ(B5判上製)
- 頒価…1冊 12,000円(税込・送料別)
特長
- 掲載判決多数…公式判例集、判例掲載誌等に未掲載の判決文も多数掲載
- 明解な判示事項…判決文の趣旨など、理解に役立つ、わかりやすい判示事項を掲載
- 文献情報充実…判例研究等掲載誌について、誌名、号数、該当ページを記載
- 事項索引付き…既発行巻に遡って調べることができる索引を採用
- 見やすい表記法…算用数字を用いる等、見やすく読みやすい横書き表記を採用
掲載されている判例(一部抜粋)
標題 | 裁判所 | 判決・決定年月日 |
危険の著増による保険契約の失効 | 最高裁第三小法廷 | 平成13年1月23日 |
他保険契約との重複加入により給付金の合計額が著しく過大で保険制度の目的に反する状態がもたらされるおそれがある場合に該当し、保険契約の重大事由解除が認められた事例 | 札幌高等裁判所 | 平成13年1月30日 |
高度障害保険金にかかる契約前発病不担保条項の適用と信義則違反の有無 | 大阪地方裁判所 | 平成13年1月31日 |
不慮の事故の立証責任 | 最高裁判所第二小法廷 | 平成13年4月20日 |
保険契約者兼被保険者が入院中の保険金受取人変更請求の可否 | 大阪高等裁判所 | 平成13年5月29日 |
告知義務違反による契約解除の成否 | 大阪高等裁判所 | 平成13年5月30日 |
個人年金保険の解約返戻金請求権の差押 | 大阪高等裁判所 | 平成13年6月22日 |
告知書の質問事項である「7日間以上にわたる」の解釈、質問表の効力 | 東京地方裁判所 | 平成13年9月21日 |
法人役員による被保険者故殺 | 福岡高等裁判所 | 平成13年11月29日 |
登記簿上の代表取締役が行なった保険金請求についての債権の準占有者に対する弁済の有効性 | 東京高等裁判所 | 平成13年12月26日 |
その他、全151判例を掲載。
監修、編集顧問、編集委員(敬称略)
監修 |
東京大学教授 |
山下 友信 |
編集顧問 |
大阪学院大学教授 |
中西 正明 |
編集委員 |
上智大学教授 |
甘利 公人 |
同志社大学教授 |
木下 孝治 |
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立命館大学教授 |
竹濵 修 |
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首都大学東京教授 |
潘 阿憲 |
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北海道大学教授 |
山本 哲生 |